起業に興味はありますか?
以前、私は先輩と起業へ向けて活動をしていたことがありました。
しかし、うまくいかずに失敗に終わり、現在は次のキャリアへ向けて準備中です。
そんな起業に失敗した私の目線で個人事業主とサラリーマンのメリット、デメリットを解説します。
事業を絶対に成功させる覚悟がないのであれば、起業はしない方がいい、というのが私の現在の見解です。
今回の記事は個人事業主に“なんとなく”なりたいと考えている方の役に立てればと思います。
ぜひ最後まで読んでみてください^^
目次
個人事業主のメリット
税金が合法的に優遇されている
私が最初に個人事業主に惹かれたのはこれが理由です。
個人事業主は青色申告特別控除を活用することで65万円の控除を受けることができます。
要件などの細かいところは解説しませんが、生命保険料と医療費控除しか活用していなかった私からすると目からウロコでした。
時間の制約がない
サラリーマンであれば就業時間が定められており、その時間内は拘束されますが、個人事業主であればその制約はありません。
自分の都合に合わせたスケジュールで動くことができるので、事業がうまくいけばワークライフバランスを見直すことも可能です。
収入は結果の分だけ帰ってくる
自分の欲しい金額を稼いで報酬として決めておけば、個人で使えるお金も増えていきます。
またサラリーマンのように給与を上げるために面談で成果をアピールする等、不毛なことをせずに収入をあげることができます。
個人事業主のデメリット
収入が安定しない
これは予想以上にきつかったです^^;
毎月減っていく預金口座を見るのが恐怖でした。笑
収入の不安定さに対する対策としては本業で生活資金を稼いでおき、副業で個人事業主になることです。
こうすれば精神的に非常にラクになります^^
社会的信用が低い
住居を借りるのでさえ、敷居が高くなります。
またクレジットカードの審査も通りづらくなります。
このあたりは大手企業のサラリーマンであれば気づかなかったポイントです。
厚生年金に入れない
個人事業主であれば公的年金は国民年金保険しか入ることができません。
なので、自前で準備する必要があります。
日本では賦課方式を採用しており、将来の年金支給額は減っていくと予想されていますので、なんとも言えませんが^^;
サラリーマンのメリット
収入が安定している
起業を経験すると基本給のありがたみがわかりました。
言われた仕事をこなすだけで給与がもらえるサラリーマンって、すごい仕組みです。
収入が安定していれば、将来設計の対策も考えることができます。
役割分担がある
営業がいて、経理がいて、総務がいる。
それが当たり前だと思っていました。
個人事業主であれば、時には畑違いのことやサラリーマン時代に避けていたこととも向き合う必要が出てきます。
自分の役割をこなしていけば収入が得られますので、事業を存続させることを考える必要がありません。
意外にこれはメリットだと感じました。
社会保険料負担が半分
社会保険料が高いとはいえ、会社が半分も負担していること自体はすごいことです。
そんな保険はどこを探してもありません。
このメリットにサラリーマン時代に気づくことは不可能に近いです。
サラリーマンのデメリット
収入が上がりづらい
年功序列や評価制度など煩雑な手続きが多すぎます。
会社は人件費という固定費を極力上げたくないというのが本音です。
また企業という組織で仕事をすると成果を公平に評価することは難しいものです。
したがって、サラリーマンの方は骨身にしみていると思いますが、急激に給与が上がることはほぼありません。
時間が拘束される
ジョブ型の導入を!と声高に叫ばれている昨今ですが、まだまだ時間で拘束する企業が多数派です。
雪が降ろうが電車が止まろうが出社することが求められますよね。
起業を経験した人間からすると窮屈なものです。
人間関係が選べない
個人事業主であれば取引をしたくないのであれば、切ることも可能です。
しかし、サラリーマンであればそんなことはできません。
サラリーマンである以上、会社の利益を最優先に考える必要があるため、関わりたくない人でも付き合う必要があります。
加えて、部下は上司を選ぶことはできませんし、また上司も部下を選ぶことはできません。
こういった人間関係もサラリーマンの方がストレスフルです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
正直、私には合わなかったというのが正直な感想です。
私の友人でも独立をして、年収1000万以上の社長もいます。
人それぞれ適正がありますので、起業するかどうかはよく考えてみてください。
個人的には副業として小さく始めるのもアリだと思います^^
今回の記事があなたのお役に立てれば幸いです!^^
ではまたっ!