【超絶まとめ】アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書
今回の記事では過去に読んだ本の
【超絶まとめ】をご紹介したいと思います。
”超絶まとめ”とは
- 本を読む時間がない
- 要点だけだと物足りない
- まとめ記事だと読み手の主観が入るのでいやだ
といった
全体を薄~く広~く把握したい方
向けの記事です。
なので、
この記事を読んだ後に
他のまとめ記事を読むと
全体+要点の情報を得ることができるので、
理解がより深まります。^^
もちろん私が各章を
箇条書きでまとめますので、
多少の偏りはあると思いますが、
そこはご勘弁ください。^^;
タイトルの他にも
私の読破時間も記載しますので、
この記事を読んで
時間をどれぐらい節約できたかの
参考にしていただければ幸いです。^^
それでは解説します。
今回紹介する本
タイトル
アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書

アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書 FINANCIAL LITERACY FOR MILLENNIALS
- 作者:アンドリュー・O・スミス
- 発売日: 2019/11/20
- メディア: Kindle版
読破時間
約3時間
要点超絶まとめ
金融リテラシー向上の1冊目として最適です。
なぜなら、お金との関わり方と考え方が
一緒に学べるからです。
章で分けると
1章~6章は今後の人生についてを
考えるいいきっかけになります。
7章~14章まではお金を生み出す際の
エッセンスがちりばめられています。
一部アメリカナイズドされているので
書籍を読む場合は注意が必要です。
各章まとめ
①お金の基本
- 「お金についての計画を立てる」=「自分がお金で何をしたいか」
- お金の役割とは①交換手段②価値の尺度③価値の保存がある。
- インフレとはものやサービスの値段が上がり、購買力に影響する。
- 人生の要素(教育、キャリア、恋愛・結婚、家族、物質的なゆたかさ、老後の生活)については目標は決めておいた方がいい。
- 専門家の言葉を鵜呑みにするのではなく自ら学び知識をつけることが必要。
- 最も大切なことは喜びと幸せに満ちた意義深い人生を送ることであり、お金はその手段でしかない。
- お金の計画とは①支出②収入③貯金④借金⑤安心(保険)について把握し、具体的な戦略を立てること。
②おかねとキャリア設計の基本
- 自身の人的資本を最大化することが重要。したがって投資は教育とトレーニングに割いていく。働く限りは学び続けていかなければならない。
- 従業員が生み出す価値は従業員を雇うコストよりも高くないといけない。
- 生涯所得を最大化する要素は「どのような職業」を選ぶか。
- 会社選びに失敗したときに大事なことは円満に退社しつながりを残すこと。
- 自分ひとりの力でキャリアを確立すつことは難しい。したがって、キャリアで成功しているお手本は大きな助けになる。またその存在が信頼できるメンターと出会った際には遠慮することなく教えを乞い、信頼関係を築いていくことが重要。
③就職、転職、起業の基本
- 起業で最も大事なことはビジネスプランが重要。その中身は①製品とサービス②マーケティング③競合相手④製品・サービスをどうやって届けるか⑤サプライヤーとカギとなるインプット⑥物量とロジスティクス⑦資金調達⑧認可と規制⑨財務計画⑩エグゼクティブサマリーとミッションステートメントの作成。
- ミッションステートメントとはビジネスの要点をひとつかふたつの文でまとめたもの。エグゼクティブサマリーとはビジネスプランの各項目をひとつかふたつの文にまとめた1ページの資料のこと。
- 収入を得るための手段としては他にも①フランチャイズビジネス②副業③不動産がそれぞれある。資金調達の際には債権を発行する「デッドファイナンス」と株式を発行するエクイエティファイナンスがある。
④貯金と銀行の基本
- 大事なことは貯め方よりも使い方
- 貯金の鉄則はお金が入ったら別の場所に置いてすぐに使えないようにすることが最善の方法。
- 手数料のルールはきちんと調べ、無駄なお金を払わないようにする(ATM)
- 銀行以外の金融機関には①保険会社②証券会社③クレジットカード発行会社④投資銀行⑤プライベートエクイティファンド⑥ヘッジファンド⑦商工ローン⑧ファンドマネージャーがある
- 過去にアメリカの大恐慌の時には銀行はすべての預金の引き出しに対応するだけの現金を持っていないので、銀行に預金者が殺到したことがあった。その時のことを教訓に預金保険(ゆうちょなら1000万円)があるため銀行の経営が傾こうともあわてて預金を引き出す必要がない。
⑤予算と支出の基本
- 予算を立てる最初にステップはすべての収入と支出をリスト化すること。
- ポイントは①家賃にお金をかけすぎない②小さな出費にきをつける③もしもの備えを万全にするお金の出入りについてはまず1ヶ月計測しそのパターンで計算する。
- 賃貸or持家は5年以上住むのであればコスト的に持家がいい。
- 契約関連は高額な解約金を払わないようにするため、解約の決まりだけは
- 確認しておく。
⑥信用と借金の基本
- ローンの金利は単利か複利かを確認する。ただしほぼ複利で計算される。
- クレジットの支払いは一括払いにすること。短期でも借金はしない。
- 信用情報には①本人確認情報②クレジットヒストリー③利用記録④クレジットスコアがある。借金をしない、滞納をしなければ大丈夫。
⑦破産の基本
- 破産をする前に①債権者と交渉②ローンの一本化③何もしない(資産<借金)などの破産を避けることを検討する。
- 破産すると新しい職を見つけにくくなる、信用取引が難しくなる、というデメリットがある。
⑧投資の基本
- 複利で長期運用が大前提。
- リスクには3種類ありそれぞれ、①信用リスク…倒産など②流動性リスク…すぐに現金化できない③市場リスク…投資家心理の変化など、が該当する。
- リスクを最小限に抑える方法は分散投資
- 長期的な視点ではインデックス投資が最もリスクが少なく運用成績が良い
- 債権は会社が倒産した際に株式より優先して資金が回収できる。
- デリバティブ(金融派生商品)とは金融商品のこと。リスクが低下されていたり、高い収益を狙ったりするもの。
- 商品先物、通貨先物もデリバティブに含まれ、プロにしか扱いきれない。
- 投資の判断については客観的な事実にもとに考えた方が損失をきりやすい
⑨金融詐欺の基本
- 詐欺を見分ける手がかりは①リターンが高すぎる②運用成績が安定しすぎているのふたつ。つまり相場を知っておかないといけない。
- 宝くじ、カジノなどのギャンブルは胴元が必ず儲かる仕組みになっているこの仕組みを「ハウス・アドバンテージ」という
⑩保険の基本
- 保険とは損失のリスクを移転させてる契約。
- 保険のミソとは、保険料を払うときと、何かあったときに保険金を受け取る時の間には時差があること。
- 終身保険は投資と生命保険を組み合わせたような商品。保険料の一部が死亡したときの支払われ、残りは保険会社が運用するという仕組み。
⑪税金の基本
- 税金が発生する主なきっかけは「資産」「所得」「取引」の3種類。
- 「税金を引いて残った額が自分のお金」という考え方が大事。
⑫社会福祉の基本
- 学資ローンは金利が高く、保証人が必要。
- 失業保険を受け取る際には仕事を探していることが条件になる。
⑬法律と契約の基本
- 契約とは「二者かそれ以上の当事者による合意」のこと。
- 訴訟は民事と刑事でわかれている。民事は個人やビジネス間の争いを扱う分野で、刑事は国の法律によって犯罪とされた行為を扱う分野のことをいう。
⑭老後資産の基本
- 貯金は働いているときにしなければならない。
- 老後の資金作りは早く始めるほど大きな複利効果を生むことになる。
⑮付録
- 絶対に覚えておくべきお金のヒント⇒シンプルに、質素に暮らし、借金をせずに、ひたすら貯金をし、うまい話は疑い、投資の多様化(分散投資)、すべてのものには税金がかかるので税金を引いた額で考え、長い目でお金の計画を立て、自分に合った方法で、お金のことを真剣に考える。
- 他にも最初の仕事のヒント、大学生活のヒント、新社会人のためのヒント、があり、必要があれば読むことをお勧めする。
最後に
今回ご紹介させていただいた本のリンクを貼っときます。
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アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書 FINANCIAL LITERACY FOR MILLENNIALS
- 作者:アンドリュー・O・スミス
- 発売日: 2019/11/20
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アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書
みなさんのお役に立てれば幸いです。^^
ではまたっ!